
カメラを趣味として初めて以来、カメラバッグについても今までいろいろと試行錯誤を重ねてきた。その結果、旧一澤帆布のカメラバッグを中心として落ち着いてきていたのだが、それでは対応できないケースがでてきた。
ここ数年、職場のM氏のコーディネイトによる日帰り撮影旅行が年に数回あるのだが、毎年、冬の凍った滝を撮りに行くのが恒例となりつつある。簡単な登山みたいなことになるので、両手が空くバッグが欲しいところだが、現在持っているバックパックというと、カメラを始めたころに初の本格的カメラバッグとして買ったLoweproのミニトレッカー(旧)を持っているが、カメラ機材の他は収納能力がほとんどない。
あとは両手が自由になるカメラバッグというと、newswear Digital Chest Vestを持っているのだが、これはレンズ交換にはすごく便利なものの登山には適さず、またカメラ機材以外は全く収納能力がない。ということで、これは新しいバックパックがどうしても必要であるという結論に至り、1年振りに新しいカメラバッグを買うこととした。
まずチェックしたのは、ニコンとミレーとのコラボにより生まれたバッグ、アイスメーア35。2気室タイプのバックパックで、登山用リュックという観点からも非常に評価が高いようだ。ただし、ニコンのオンラインショップ、ニコンダイレクトの限定企画商品であり、そこら辺の店には置いていない。ということで、新宿のニコンサービスセンターまで行き、現品を確認。作りは良いらしい。これに決めるか!と思いきや、欲しかったブラックは欠品中。それもしばらく入ってこないとのこと。他の色も見せてもらったが、いまいち。
次の候補は、Lowepro創業40周年記念バックパック、プライマスAWである。こちらは2気室式で基本的にカメラは下の気室のみに収納。サイドと背中側にフタがあり、バックパックを降ろさずに機材の出し入れができるという優れものである。懸念点は、私の愛用しているNikon D700は、結構、ボディーが大きいため、サイドのフタからは出し入れできないのではないか、という点と、以下の持って行きたいレンズが全部収納できるか、という2点。
広角レンズ Nikon AF Nikkor 24mm F2.8D
広角レンズ Nikon AF Nikkor 35mm F2D
中望遠レンズ Nikon AF Nikkor 85mm F1.4D
望遠マクロレンズ SIGMA APO MACRO 150mm F2.8 EX DG HSM
で、プライマスAWを見ようと思ったが、既に生産終了している由。創業40周年ということで期間限定で生産されたらしい。でも店頭にはまだ在庫があるところもあるということで新宿に行って探してみると………在庫発見!
サイドポケットについては、フード付のNikon AF Nikkor 85mm F1.4Dを付けたNikon D700は引き出すことはできるけど、入れることは困難であった。まぁ、引き出せれば良いし、場合によってはボディは背面のフタからアクセスすることとして、サイドからは交換レンズの出し入れをすれば良いか、ということで1点目の懸念点は解決とした。
#ただし、後述するように交換レンズのサイドからの出し入れは無理であった。
2点目の懸念点については、やはりちょっと無理があったが、手持ちのLoweproのレンズケースをウエストベルトに装着することを思いつき、こちらも解決。限定商品で、今、手に入れておかないとあとから手に入らないことも勘案して、お買い上げとなった。
早速、うちに帰ってきて機材を全て詰めてみると、レンズケースを付けたことで、全ての機材を収納可能。三脚も取り付けて担いでみると………かなり軽く感じる!ミニトレッカーでは機材の重さがもろに感じられたものだが、プライマスAWは腰と肩とでうまく荷重が分散され、さらに調整ベルトがたくさんあって自分に合わせて調整できるため、かなり軽く感じるようだ。
そして問題のサイドのフタについては、レンズ用とするように仕切りを組み替えようとしたら………仕切りが特殊な形をしているため、レンズ用にちょうど良い仕切りとすることはできないことが判明した><
ということで、サイドのフタからは、Nikon D700を引き出すために使うものとして、昨日の昇仙峡散歩へと向かったのだが、もちろん引き出すだけではなく入れることもできればもっと良いに決まっているが、引き出すことができるだけでも、十分に使いやすいことがわかった。
またレンズケースをベルトに取り付けたことで、普段よく使うAF Nikkor 85mm F1.4Dと、AF Nikkor 35mm F2については、簡単に交換ができるため、レンズ交換のためにいちいちバッグを降ろさなければならないというバックパック式カメラバッグの持つ最大の課題について、全くストレス無く使えることになり、快適そのものであった。
ただひとつ課題をあげれば、ある程度容量のあるポケットが少なく、かつスリップロックシステムのポーチなどを付けられる箇所が少ないことである。スリップロックシステムは、ウエストベルトに2箇所つけられるのみであるため、バッグ本体のサイドにも2箇所ほどつけられるようにするとともに、ポケットももう少し増やしてもらえればと思う。
ちなみに40周年記念ということで、このバッグの売り上げの一部は、ホッキョクグマの保護をしている非営利団体に寄付されるとのことである。ちょっと面白い取り組みである。
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